人の行動に焦点を当てたマネジメント教える技術
私はエステティシャン時代に店舗責任者をしていましたが、基本的に教える立場なので色々スタッフの教育に悩んでいました。
ロボットではなく人と人なので、感情があって難しいですよね。
私生活で何かあったり、朝の通勤で満員電車でイライラする・・・そんなことも影響するのが人間です。
よく部下が自分の教育が悪くて成長していない気がする・・・
などと思うことがないのですか?
私はよく自分がスタッフに教えたことができてなかった時に、なんでできないんだろう?と悩むことがありました。
この本は一番はじめにスタッフ教育ができていないのでは、自分が教える技術を知らないだけだと言ってくれます。
その文章だけで心が軽くなりますよね。
教える技術を身につければ人を育てることが楽しくなります。
私自身もスタッフのモチベーションが上がり、店舗の数字も上がって仕事がより楽しくなりました。
行動が変われば結果も必ず変わります。
全てのビジネスは行動の集積でできている
この本書には『注目すべきは結果ではなく行動です』と仰っています。
人に結果を出すために望ましい行動をとってもらうために、根性論を持ち出して頑張れ!頑張れ!と言ってベストな結果を出すことができるでしょうか。
結果を出すのであれば、一つ一つ原因を潰してアドバイスをすることが大切です。
それがお互いにとって望ましい行動を取り、結果を出すことができます。
人を教育する立場の人は望ましい行動をとってもらうために、コーチングする必要があります。
ではどうすればそのコーチングする技術が身につくのかを本書で勉強させていただきました。
教える技術を3つ紹介します
教える技術とは『心』ではなく『行動』に着目します。
ポイントの一つとして『部下に望ましい行動をとってもらうこと』
『間違った行動を正しい行動に帰ること』です。
教え方その1『技術と知識を分けて教えよう』
知識というのは聞かれたら答えられること
※野菜の種類を知っているは知識
技術はやろうとすればできること
※野菜を料理するは技術
その上で成果を出している人をこと細く検証し、
その事例を成果につながる行動としてまとめます。
まとめた後にチェックリスト化し、各々のレベルをチェック。
私の場合はトップカウンセラーのカウンセリング方法をまとめてチェックリストにしました。
そこでわからない部分に関しては質問カードなどを作り、テストを行い一つ一つずつレベルアップさせていきます。
全問正解できるレベルでロープレを繰り返し行いました。
トップカウンセラーの成功事例に沿って行うことによって、皆が同じように数字を出せるようになり、店全体の数字が上がり、数字が上がることによってスタッフのモチベーションもアップ。
結果としてて個人目標も各自達成し、店舗の目標も全て達成しました。
中途社員との接し方
これってめちゃくちゃ悩みますよね。
私も店長時代は過去に他店舗で活躍されてた方にはすごく気を使ってました。
特に送信の世界って色々な理論があるので、一概にひとくくりにできないのです。
ので本書で勉強しましたよー!もちろん全てではないですが、ポイントをまとめると・・・
・知っていること知らないことを割り出す
これは知っているよね?はあなたの会社の常識かも。
以外と挨拶の仕方一つとっても違うことがあるので、一つ一つ答え合わせをしていきましょう。
・できることできないことを割り出す
知っていることと同じパターンでできると思っていることが、以外とできないこと沢山ありますよね。
その人のレベルを見極めて、話をして今後の目標などを決めていきましょう。
・劣後順位を決める
例えば整理整頓などは基礎的に身についているので、得意なことから優先順位をつけてあげるべきです。
ある程度基礎的なことは必要ですが、その店や組織にとって必要なことをさせた方が効率がいいです。
・相談相手として様々な意見を求める
あなたの知っていることを知らないかもしれないですが、あなたの知らない分野で役に立つアドバイスや成功習慣などがあるはずです。
いいところはどんどん盗んで信頼関係を築きながらも、おt外高め合っていきましょう。
この本は他にも教えるテクニックが漫画でわかりやすく解説されています。
自分のチームでもっと結果を出したいのであれば、行動から変えてみるのはいかがですか?
私はとても共感できたので、今の職場でもこの本をまた読んでいろいろ参考にしていきたいと思っています。
教えるは一生の技術なので、日々学んで行動し結果を残していきたいですね。
私もしっかりと本に習って頑張っていきたいと思います!