モチベーションってやる気だと思っていませんか?
仕事や勉強している時に『モチベーションが上がらない・・・』と思うことが多いと思います。
上司にももっとモチベーション高く仕事しろ!などと言われると余計にイライラしますよね。
ただモチベーションというのはただの『やる気』という言葉で一括りできる言葉ではありません。
モチベーションとは『自発性』『動機付け』『動機』という意味のある言葉です。
本来の意味でモチベーションをあげる方法は『仕事の意義をしっかりと伝える』『業務が成功した時にどのようなことが起きるか教える』です。
本来の意味でモチベーションをあげる方法
ここで上記で紹介した『仕事の意義をしっかり伝える』『業務が成功した時にどのようなことが起きるか』について伝えることについて、細かくまとめていきましょう。
私自身もスタッフや部下を指示する立場であるため、この行動科学に基づく教える技術はとても役に立ちますので、まとめていきます。
仕事の意義をしっかり伝えるとは?
自分がなぜ仕事をしているのかわからない・・・。
この頼まれた業務にどんな意味があるんだろう?と考えたことはありませんか?
ただ言われてたことをこなすだけでは、部下のモチベーションは上がりません。
では自発性を持ってもらうためにはどうすればいいのでしょうか。
まずはなぜその業務を行うのか、その仕事をする意義を考えてもらいましょう。
ちなみに意義とは・・・
1 言葉によって表される意味・内容。「その語の本来の
意義 」
2 その事柄にふさわしい価値。値うち。「意義 ある生活」
ということです。※コトバンク さんから引用いたしました。
考え方としては2の意味が部下やスタッフに教えるべきコトかと思います。
仕事の意義や意味がわかっていれば、その仕事に対して受けた本人が考えるコトができるでしょう。
部下が言われたことしかしないのは、本人がその仕事の意義や意味がわかっていないのかもしれません。
業務が成功した時にどのようなことが起きるか教えるとは?
これは報酬ももちろんそうですが、仕事が終わった後にどのように自分が成長できるのかというコトもあります。
例えばチームリーダーになれるやチーフになれるなど、具体的な話をしてあげるコトが大事です。
もちろん給料が増えることをメインで考えている人もいますし、自分の成長に比重をとっている人も多くいるでしょう。
では成長とはなんなのか?例えば簡単な業務を任せた際に、こればできれば次は少し難しい業務を任せる。
それができばチームメンバーに貢献ができ、肩書きができればもっと業務幅を増やせるや。自分の望んでいるポジションにつけるなど。
本人が望むことをまずはヒアリングし、その部下にとって何が成功なのかということです。
プラスで業務が成功した時について、どういう風に変わっていくのかを伝えましょう。
モチベーションを続けられない原因とは?
これは一重にやる気がない!という人もいるでしょう。
ただ行動科学的に考えるのであれば『行動の直後に望ましい結果が得られない』からです。
例えばブログであれば、ブログを頑張って続けてもアクセス数が増えない・・・。
仕事であれば頑張って行動したのに望ましい結果が出なかった・・・。などです。
ただ行動しなければ結果を出すことも得られません。
結果を出すのが難しい・・・などあると思いますが、まずは行動を起こしたことや頑張ったことを認めて褒めてあげる上司の心持ちも大事です。
『着実に成果に結び付く行動』ができていたなら、必ず認め褒めフォローしましょう。
人が行動を続ける上で承認欲求を満たすことがとても重要です。
ただ媚びるのではなく行動を褒めることがポイントです。
行動を計測するのも効果的
言葉で褒められるだけではなく、数字を結果として出すことも大切です。
行動した数を報告してもらい計測をする。または報告を元に計測していきましょう。
計測する際は求める行動に関して計測しましょう。
計測が難しいことに関しては、とてもいい〜悪いなどの五段階評価で計測するのもおすすめです。
ただし注意するポイントとしては他者と比較しないことです。
どの行動に基づいて計測するかも重要ですが、その人の行動に基づき計測するので他人と被る必要はないです。
全く同じ状況の人は滅多にいないと思いますので、その人自身と行動を評価していきましょう。
行動科学教える技術の感想
私はこの本を読んでから部下への接し方が変わりました。
結果やはりエステ時代はお店のモチベーションが高まり、部下の行動が変わりました。
特に仕事の意義や意味を教えたことや成功について伝えたことはかなり大きかったです。
正直、自分自身もこのような評価して欲しいなあ・・・とは思いましたが(笑)
まずはこの本を読んでみて、自分のお店やチームに反映してみるのは面白いと思いますよ。
騙されたと思ってぜひやってみてください。